特約店紹介vo3.代理人指定公報頒布

第3回目は、日本弁理士協同組合が行っている代理人指定公報頒布サービスの紹介です。

当事務所では、このサービスを依頼しています。
民間データベースの定額料金における包括的な調査関係のサービスに含まれていないためです。

J-PlatPat等でも公報を無料でダウンロードすることはできますが、下記のとおり、このサービスのメリットは大きいと思われます。代理した出願について、発行されたオリジナルの公報を、月2回、受領することができます。

公報は1件ごとの料金ですので、ページ数に関係ありません。また、送料無料です。
現状のwebの調査環境であれば、カラーとモノクロの公報の同送は不要と思われますが、意匠・商標はカラーの公報も取れます(追加料金)。

代理した出願を適時WATCHして、公共データベースでの検索と、面倒な文献単位の1件ずつのダウンロードの必要はなくなります。

特実では、18か月ぴったりの公開とはなりませんし、特許・登録査定後の公報発行のWATCH 日程も煩雑となります。
ウオッチでは、見落としがちな最近の早期審査による未公開での特許公報発行ももれなく、入手可能です。

商標については、期間指定の出願人検索によるダウンロードはできませんし、また、商標は、他の民間データベースでは、代理人指定の公報検索はありません。

依頼者が、共願各社や競合会社から、公報発行について指摘を受けて、事務所に、照会されるようなことも減りますし、係争当事者の保有する知的財産権の権利範囲の解釈にも影響するため、紛争関係の案件にも適確に対応できます。

事務所では、郵送された公報により確認しながら、事務所内の記録とファイリングを行い、必要に応じ、依頼者に、原本その他のデータをお送りするなどして利用しています。

日本弁理士協同組合 代理人別公報頒布事業
http://www.benrishi-k.gr.jp/service/koubai/dkouhou.html